サクヤビメ

バルセロナはイニエスタも戻ってきて、ほぼベストメンバー。

対するアルメリアは、ここ何節かは失点を許しているが、組織的なディフェンスがみごとに機能し、バルサの動きを封じる。バルサはボールこそキープできるが、なかなか前に運べない。アルメリアは、バルサのコントローラー「シャビ」をぴっちりマンマークしているのだ。

アルメリアは惜しくも、チャンピオンズリーグでも得点をあげたペドロに見事ゴールを決められてしまう。

結局これが決勝点となり、敗北となった。

特にどちらを応援していた、というわけではないが、リーガ全体のレベルの高さを再認識したゲームだった。バルサはチャンピオンズリーグの疲れが残っているとはいえ、アルメリアの守備は参考になる。バルサの攻撃の要であるシャビをマンマークで封印し、もう一方のイニエスタを数的優位で押さえ込む。

しかし、バルサも得点シーンでは、みごとな繋ぎ、そしてペドロの狙い澄ましたシュート。うまいねぇ。

いやぁ、いい試合だった。

俊介登場ということで、注目の一戦。試合前情報だと軽い怪我で別メニューという話。
エスパニョールとしては、まだまだ組織の固まっていないレアルに対してなんとしても勝っておきたいところ。
しかし、地元バルセロナでも期待大の俊介であったが、レアルの組織同様、いまいち馴染んでないようだ。渾身のフリーキックも若干ダフリ気味で精度いまいち。怪我の影響もあるのかあっさり後半から交代と・・・。見せ場らしいポイントもなく、ちょっと残念な結果だった。
さて、試合のほうはカカの視野の広さとうまさが目立つ試合で、レアルが無難に試合をいただいた。得点を決めたグラネロはアジア好きらしく、日本にもいずれ行ってみたいとのこと。フフ、ウェルカムですよ。

なにかこう，暗中模索なバレンシア。

きっと，バレンシアがやりたいサッカーは今日のビジャレアルみたいなスタイルなんだろうな。バレンシアの攻撃はチグハグで，不用意な横パスをカットされてショートカウンターという，なんともやるせない。